起業・開業をお考えの方へ
よし！起業しよう！
そう考えて今このページをご覧いただいている方も多いと思います。
「起業したいと思うがどうしたらいいかわからない…」
「堅実に独立・開業をしたいと考えている」
「まず何から手を付けるべきか…」
「資金的な不安も大きい…」
とお悩み事も多いかと思います。
起業（開業）すること、と軌道に乗せること（成功すること）は別です。
今回は、諏訪茅野エリアで創業される方を数多くサポートしてきた私たちより、起業に向けたステップについて解説いたします。
起業に向けたステップ
なぜ起業したいのか（動機）
起業における最初のステップは起業の動機・目的を明確にすることです。
とりあえず起業する、これは軸がない状態であり長続きしません。
就職活動でもよく自己分析をしましょうという話があると思いますが、起業も同様です。
・自分のこれまでの経歴・スキル
・自分の交流関係、人脈、チャネル
・自分が求めていること
等、突き詰めて考えてみてください。
ここで固まる「動機」やここから生まれる「熱意」は、応援してくれる人を作るきっかけになりますし、資金調達の際にも金融機関へのアピールにつながります。
何をやるか決める
動機・目的が定まったら、何でそれを実現するのか？を決めます。
ポイントは2つ。
①現実的（実現可能性が高い）ビジネスモデルか
②平凡な内容になっていないか
です。
①現実的（実現可能性が高い）ビジネスモデルか
アイデア先行で進んでしまうと、本当にそれでビジネスになるのか、お客様はつくのか等、そのアイデアを現実化した際に不安定なことになってしまいかねません。
現実に即したビジネスモデルなのか、多角的に考えてみましょう。
②平凡な内容になっていないか
誰でも思いつくものだと競合に埋もれてしまいます。
●●という側面で考えるとこの部分は新しい、△△の側面では競合に勝てるといった、周りとの差別化を見出さないと継続的なビジネスになれません。
①も②も自分だけで考えると煮詰まってしまうこともあると思いますので、お知り合いの方や専門家へ相談してみるのも1つです。
我々も多くの創業者を見てきたので、そういった点でご相談いただくことも多いです。
資金調達をする
必要な費用を確認する
事業をする上で必要なのは、「ヒト・モノ・カネ・情報」等と言われておりますが、特に創業期は「お金」の部分が重要です。
まずは自分のビジネスにどれほどお金が必要か、設備資金や運転資金を計算してみましょう。
開業後すぐに売上がたつとは限りません。
資金が不足すると事業どころではなくなってしまうこともあります。
計画は少し厳しく考えましょう。
その上で、実際にかかる費用と現在の自己資金を確認しましょう。
自己資金を確認する
自己資金だけで事業開始ができれば返済を考えずにスタートができます。
しかし多くの創業者の場合、自己資金だけでは足りない、自己資金だけでは余裕が持てないということも多いため、借入をされるケースが多いです。
資金調達にも様々な方法がありますが、日本政策金融公庫や信用金庫等といった創業者向けに貸し出しを行っている金融機関から調達するのも1つの方法です。
もし借入を検討している場合は、創業後よりも創業時・創業前の方が良いです。
というのも、創業後になってしまうと、実際の事業の売上等も評価の対象となり、起業後の資金繰り悪化等での調達の場合は融資申請が下りないことも考えられます。
そのため余裕を持ったスタートをするにも、資金調達はしておいて良いと思います。
私たちも多くの資金調達サポートをしておりますので、安心してご相談ください。
事業を開始する
個人事業でスタートする場合は、開業届の提出が必要です。
会社設立する場合は、法人登記が必要です。
個人事業主がいいのか、会社設立をした方がいいのか、そのあたりは開業する業種、費用対効果、税金対策等複数の事案から検討すべきです。
そのあたりは専門家へ一度相談し、シミュレーション等を行って考えることが良いでしょう。
