【会社設立の専門家が回答!】決算月はいつが良いのか?
決算月はいつが良いですか?
会社を設立する際に決めなければならないのが、「決算月をいつにするのか?」ということです。
今回は決算月をいつにするのが良いのか、決算月を決める際の基準などを紹介していきます。
決算とは?決算月とは?
そもそも決算とは何かを説明します。
会社では、まず定款で事業年度を定める必要があります。
事業年度とは、決算書類を作成するための一定の期間のことを指し、会社の経営成績や財務状態を明確にするために設けられています。
その定めた事業年度の間の売上や経費、利益がいくらあったのか、また資産や負債がどのぐらいあるのかなどを計算する作業のことを決算といいます。
そして決算月とは事業年度の最後の月のことを言います。
決算月に適した時期
では、決算月はいつが良いのかというと、事業年度の期間、決算月ともに決まりはないので、自由に決めて問題ありません。
ただ、基本的には3月か12月を決済月としている会社が多いですが、業務を効率的に行うためにもしっかり時期を検討することが大切です。
しかし、繁忙期は避けた方が良いでしょう。
決算作業は、普段の業務にはない作業をする必要があるので、繁忙期と重なると経理の負担が大きくなり、重大なミスが起こってしまう可能性もあります。
そのため繫忙期と時期をずらすことも決算月を選ぶ上で重要なポイントとなります。
まとめ
会社にとって決算は1年の事業を振り返る大事な業務です。
そのため、繁忙期を避け、業務の効率化や資金繰りなど様々なことを考慮して、しっかり検討しましょう。